爬虫類の昆虫餌のケージ作り

繁殖用・ストック用ケージの準備方法

作成手順を読んでから準備してください。

　必要なものはすべて100円均一で準備できます。まず100円均一なのに400円する高さのあるコンテナをケージにします。そのケージで400匹は容易に飼育できます。

　次に、紙製の卵カップをコンテナの3分の1が埋まるくらいの数を購入します、それは、コオロギの住処になります。100円均一にない場合はホームセンターで購入できますがサイズがデカいので適切なサイズに切りましょう。

　網戸修繕用の網を買います、偶数枚必要で合計4枚がお勧めです。3枚1セットや2枚で1セットあるので注意が必要です（DAISO）。これは、網戸の部分的に破けている所を修理する物で、手のひらサイズの細かい網でその周囲にはテープがついているのでコンテナに空気穴を作る際容易に作る事ができます。

　また、手のひらサイズ以上のタッパー2個とタッパー全面に広がる程度の布が必要です。布は具体的にはシャツの切れ端や、水の吸収性が高い物がお勧めです。私は小さなテーブル拭きを使ってます。一つは水飲み場の作成で使用して、もう一つは餌いればとして使います。餌いればは大きさにこだわる必要はないですが、小さければ、餌の有無を確認しないといけない為小さすぎると良くないです。

コオロギの場合

　ゴキブリ系の場合上記で完結しますが、コオロギの場合、繁殖用のスペースを作る必要があります。追加でタッパーを一つ準備して、その中に園芸用の土、または、爬虫類の繁殖でも使うバーミキュライトを入れて水で湿らします。つまり合計3個のタッパーを入れることになるので、サイズはコンテナに3個タッパーが入るようにしましょう

作成手順

１，ケージ作り

コンテナ（ケージ）の蓋の2か所に網戸修繕用の網が貼れる大きさの穴をあけます。テープ面を考慮して少し小さく作成してください。それの穴に対して両面から、それぞれ1枚ずつ貼ります。

２，飲み水作り

毎日霧吹きする場合は省略可能ですまた、昆虫ゼリーを与える場合も不要です。タッパーに穴をあけて布を通します。タッパーから人差し指程度の長さが外に出るようにして、ください。そのタッパーに水を入れれれば、布が水を吸い常に湿った布を作る事ができます。また、水が蒸発しにくいです。コオロギは直接水に入ると死ぬことがある為、このように布から水を吸わせます。

注意：水飲み場を底面に置かない場合

水飲み場やコオロギ用の繁殖場を、卵カップを並べたところの上に置く場合（床に置かない場合）はタッパーに登れるように加工する必要があります。輪ゴムと布を用意する必要があります。布でタッパーの上部以外を多い、それを輪ゴムで外れないように止めます。また、布の代わりに水切りネットを覆う事もできますが、爬虫類が食べる餌がプラスチック製の物を摂取すると困るので、布の方がまだましだと思われます。

ケージ内に水飲み場を入れます。その上にコンテナのほぼ全面に卵カップを入れます。卵カップにはお互い隙間が十分できるくらいのスペースを確保しましょう。

卵カップを敷き詰めたらその上に餌置きを入れます。コオロギ系を飼育する場合は繁殖場も置きます。床に置かない理由は、水飲み場は蓋があるので中に糞が入る事は適切につくっていれば問題はないですが、他の物は上から糞が入るとメンテナンスが面倒なので卵カップの上に置きます。