レオパードゲッコー飼育の「三種の神器」|パネルヒーターとカルシウム剤の選び方
レオパ飼育でケチってはいけないもの、それは「温度管理」と「栄養添加剤」です。結論から言うと、「サーモスタット付きのヒーターと、ビタミンD3入りのカルシウムパウダー」があれば、病気の9割は防げます。
本記事の前提条件
- 保温: パネルヒーター(必須)、暖突(地域による)
- 栄養: カルシウムパウダー(D3入り・なし両方)
- 管理: 温度計、ピンセット
1. 絶対に買うべき「マストアイテム」
- ビバリア「マルチパネルヒーター」
温度調整ダイヤルが付いている唯一無二の製品。季節に合わせて底面温度を変えられるため、低温火傷を防げます。 - カルシウムパウダー(D3入り)
室内飼育のレオパは紫外線を浴びないため、食事からビタミンD3を摂取しないとカルシウムを吸収できません。 - スドー「ウェットシェルター」
もはやレオパの家=これ、というほどの定番。サイズはMかLを選びましょう(Sはベビー用です)。
2. あると便利な「管理・健康グッズ」
便利①:レプタイルディッシュ(餌皿)
縁(へり)が内側に反り返っていて、ミルワームが脱走できない構造のお皿です。置き餌派には必須です。
便利②:非接触温度計(ガンタイプ)
空気の温度ではなく「床の温度」を測る必要があります。トリガーを引くだけで一瞬で測定できるので、ホットスポットの管理に最適です。
便利③:脱皮不全防止スプレー
アリオンシェッドなどのスプレーをかけると、皮が浮きやすくなります。指先の皮残りが気になる時に重宝します。
3. なぜ「D3なし」も必要なのか?(理由)
ビタミンD3は過剰摂取すると中毒を起こします(クル病に似た症状)。
普段は「D3なし」のカルシウムを使い、週に1〜2回だけ「D3入り」を使う、あるいはD3含有量が調整された「レオパ専用パウダー」を使うのがプロの管理術です。
4. よくある失敗パターン【※重要】
失敗①:100均の温湿度計を信じる
安価なアナログ温度計は、誤差が±5℃以上あることも珍しくありません。「適温のはずなのに食べない」と思ったら、実は寒すぎたというケースが多いです。信頼できる爬虫類メーカーのデジタル温度計を使ってください。
5. 道具選びのFAQ
- Q1. UVライトは必要ですか?
- A. 必須ではありませんが、非常に弱いUVB(レプタイルUVB 100など)を照射すると、色が綺麗になり、骨格もしっかりします。ただし、アルビノ個体は目が弱いので眩しがります。
- Q2. ヒートロック(石のヒーター)はどうですか?
- A. 推奨しません。サーモスタット機能がないものが多く、熱くなりすぎてお腹を火傷する事故が多いです。
