拒食・トラブル(コーンスネーク)

コーンスネークのトラブル対策|最大の敵「脱走」と「吐き戻し」の原因・対処法

コーンスネークは非常に丈夫で、病気にかかりにくい蛇です。しかし、飼育下のトラブルTOP2として「脱走」「吐き戻し」が挙げられます。結論から言うと、これらは100%飼い主の管理ミスで起こります。備えあれば憂いなしです。

本記事の前提条件

  • 脱走: 身体能力が高く、数ミリの隙間から逃げます。
  • 吐き戻し: 消化不良、ストレス、温度不足が原因。
  • 脱皮不全: 湿度が低すぎる場合に発生。

1. トラブル対応の「チェックリスト」

  • ケージのロックは正常ですか?
    閉めたつもりでも、カチッと音がするまで確認してください。
  • 食後すぐに触っていませんか?
    ハンドリングは食後48時間経ってからです。
  • 温度は適正ですか?
    消化には熱が必要です。夜間に冷えすぎていませんか?

2. 万が一「脱走」した時の捜索手順

手順①:部屋を密室にする

気づいた瞬間、窓とドアを閉め、隙間をタオルで埋めます。これ以上遠くへ行かせないためです。

手順②:壁沿いと「暖かい場所」を探す

蛇は壁に沿って移動します。また、冷蔵庫の裏、テレビの裏、パソコンの配線周りなど、熱を持つ電化製品の近くに潜んでいることが多いです。

手順③:罠(トラップ)を仕掛ける

壁沿いに「小麦粉」を薄く撒いておくと、移動した跡がつきます。また、解凍したマウスをプラケースに入れ、部屋の隅に置いて匂いで誘い出します。

3. なぜ「吐き戻し」が危険なのか?(理由)

蛇にとって「食べたものを吐く」という行為は、人間が考える以上に体力を消耗します。胃液と共に水分と電解質を失い、喉を火傷のような状態で傷つけます。
連続して吐くと、拒食症になり、そのまま衰弱死するケースも珍しくありません。「吐かせない環境作り」が何より重要です。

4. よくある失敗パターン【※重要】

失敗①:脱皮前の給餌

目が白くなっている(脱皮前)時は、体がだるく消化能力も落ちています。この時期に餌を与えると、消化しきれず吐き戻すことがあります。目が白くなったら、脱皮が終わるまで餌は抜きましょう。

5. トラブルのFAQ

Q1. 触るとビクッとします。
A. ベビーのうちは敵に捕食される立場なので、上から触られるのを嫌がります。成長とともに落ち着きますので、焦らず優しく接してください。
Q2. 便秘気味です。
A. 1週間程度なら問題ありませんが、長く出ない場合は、30℃程度のぬるま湯で「温浴」させると、代謝が上がって排泄することがあります。