レオパードゲッコーのモルフ(種類)図鑑|「タンジェリン」から「ブラックナイト」まで
レオパのモルフは数千種類とも言われますが、基本を知れば怖くありません。結論から言うと、「3種類のアルビノ(トレンパー、ベル、レインウォーター)を絶対に混ぜないこと」が唯一にして最大のルールです。
本記事の前提条件
- 劣性遺伝(Recessive): アルビノ、ブリザード、エクリプスなど
- 共優性(Co-Dom): マックスノー、ジャイアントなど
- ポリジェネティック(多因子): タンジェリン、ハイイエローなど
1. 知っておくべき「3大アルビノ」
これらは見た目が似ていますが、遺伝子が違います。混ぜると茶色い「ノーマル」に戻ってしまい、遺伝子が汚染されるためタブーとされています。
- トレンパーアルビノ
最もポピュラーで流通量が多い。明るい色が特徴。 - ベルアルビノ
目が赤く、模様のコントラストが強い。 - レインウォーター(ラスベガス)アルビノ
淡く優しい色合いで、最も小さい系統。
2. 人気のコンボモルフ
スーパーマックスノー (Super Mack Snow)
マックスノー同士を掛け合わせたスーパー体。全身に黒い斑点が散りばめられ、目が真っ黒(フルアイ)になる、日本で一番人気のモルフです。
ブラックナイト (Black Night)
真っ黒なレオパを作るために改良された品種。グレードの高い(真っ黒な)個体は数十万円〜数百万円で取引されます。
ディアブロブランコ (Diablo Blanco)
「白い悪魔」の意味。ブリザード×トレンパーアルビノ×エクリプスなどのコンボで、真っ白な体に真っ赤な目を持つ究極の白系モルフです。
3. なぜ「エニグマ」や「レモンフロスト」は注意が必要か?(理由)
一部のモルフには遺伝的な疾患が伴います。
* **エニグマ係数:** 平衡感覚に異常をきたし、首を傾げたり(スターゲイジング)、くるくる回ったりする神経障害が出やすい。
* **レモンフロスト:** 鮮やかな黄色になりますが、高確率で腫瘍(ガン)ができる遺伝子を持っています。
これらをお迎えする際は、リスクを理解し、生涯介護する覚悟が必要です。
4. よくある失敗パターン【※重要】
失敗①:アルビノの目を強い光で潰す
アルビノ(赤目)の個体は、光を眩しく感じます。直射日光や強いLEDライトを当て続けると、ストレスで目を閉じて開かなくなったり、視力が低下したりします。薄暗い環境で飼育してください。
5. モルフのFAQ
- Q1. モルフによって性格は違いますか?
- A. 基本的には同じですが、アルビノ系は視力が弱いため、餌を捕るのが下手だったり、影に怯えたりする傾向があります。
- Q2. 一番高いモルフは?
- A. 時期によりますが、「ブラックナイト」のフルブラックや、新しい劣性モルフのコンボなどは高額です。
